売れる加工品づくりやHACCPを学ぶ/加工事業者研修会

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JA鶴岡は3月6日、加工事業者研修会を開いた。組合員ら34人が参加し、売れる加工品づくりのポイントや今年6月の改正食品衛生法施行で義務化される危害分析重要管理点(HACCP)に沿った衛生管理について学んだ。

山形県よろず支援拠点(山形市)のチーフコーディネーターで、有限会社ティップス(鶴岡市)の取締役社長の尾形恵子さんが「売れる加工品づくりとパッケージデザインについて」と題して講演。売れる商品の特徴や、実際に販売されている商品を例に、売れるデザインや色のイメージを利用した配色方法などを紹介した。尾形さんは「売れる商品は販売ターゲットや購入する人の購買目的を明確に設定しており、マーケティング戦略が重要。近年高まる健康志向に合わせてヘルシーな食材を使うことや、形やサイズを変えることで顧客の利用用途を広げるなど、売りやすさを考えて開発することも大切」などと助言した。

庄内保健所生活衛生課の管理栄養士の鎌田春菜さんを講師に、HACCPに沿った衛生管理を学んだ。DVDと厚生労働省が発行する「HACCPの考え方を取り入れた食品衛生管理の手引き」を参考に、食中毒などの発生防止のため「衛生管理計画、実施、記録・確認」の3段階を「見える化」することの重要性を説明した。鎌田さんは「1年間の猶予期間を経て、来年6月から完全義務化される。取り扱う食品の種類に応じた手引書を基に、衛生管理をしっかり記録してほしい」と呼び掛けた。

産直課の瀧本啓課長は「直売所もんとあ~るで求めている加工品について」と題して、「他の生産者が作っていないもの、観光客も増えてきているのでお土産にもなりそうな地域色のあるもの、自分で作るにはちょっと面倒で子ども受けするお菓子などをぜひ出荷してほしい」と伝えた。

参加者は「研修会で学んだことを生かして、農産物を利用して近い将来商品化してみたい」「衛生管理にしっかり取り組んでいきたい」と話した。

売れる加工品づくりのポイントを学ぶ参加者

 

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