赤ネギ目揃い会を開く

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JA鶴岡の長ねぎ専門部は10月29日、鶴岡市のJA北部集出荷場で赤ネギの目揃い会を開いた。生産者12人が参加し、今年から変更した出荷規格の選別基準などを確認した。

渡部昌良司専門部長はあいさつで「9月のフェーン現象により一部軟腐が発生したが、防除徹底により生育は回復した。これから出荷が本格化するので健康には気を付けて作業をお願いしたい」と話した。

販売状況に関して「他産地では年々、生産者の減少により数量がまとまらないため、販売先から出荷要望を多数いただいている。現在の単価は堅調。今後は量にともない緩やかな傾向となるが、市場以外に大型量販店からも要望をいただいているので安心して出荷してほしい」とJA販売係が説明した。

JA園芸指導係は選別基準の変更点や白根部分の赤色の割合など出荷規格を説明し、生産者はサンプルと資料を見ながら確認した。

数量は約8㌧を見込み、出荷は11月中・下旬をピークに翌年1月頃まで続く見通しで、主に関東市場へ出荷される。

サンプルで出荷規格を確認する生産者

 

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