長ネギ出番へ出荷規格説明
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JA鶴岡長ねぎ専門部は10月2日、鶴岡市のJA北部集荷場で秋冬用長ネギの目揃い会を開いた。関係者約20人が参加した。
渡部昌良司専門部長は「病害虫の適期防除で、高品質な長ネギの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
出荷規格別にサンプルを用意し、JAの園芸指導係が等級や階級など今月から出荷が始まった秋冬ネギの出荷規格を説明し、白根の長さや曲がり、太さなどの基準や調整・箱詰め作業での注意点を伝えた。参加者はサンプルを手に取りながら出荷規格を確認した。
8月下旬から9月上旬の雨による多湿・高温の影響で軟腐病などが散見されたが、生育進度は平年並み。9月中旬から10月中旬頃までは需要が高いが全国的に出荷量が少なく引き合いが強い。
販売の担当者は「市場からはJA鶴岡産は品質が安定していると評価していただいている。規格の切り替わり時期だが引き続き選別を徹底してほしい」と呼び掛けた。
専門部では912㌃で栽培し、11月上旬に出荷ピークを迎える。
出荷サンプルを見ながら長ネギの出荷規格を確認する生産者