長ねぎの目揃会で、規格の統一化を図る

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 秋冬期間の主力品目である長ねぎの本格出荷を前に、長ねぎ専門部は9月21日に目揃会を開催。集出荷を行う北部集荷場に専門部員60人が集まり、規格の統一化を図った。
 伊藤鉄也専門部長は「夏期の高温や豪雨などの影響により、他産地では軟腐病が多発している。最後まで栽培管理の徹底に努め、鶴岡地区からは高品質の長ねぎを出荷していきましょう」と部員に呼びかけた。
 専門部では新たな試みとして、今シーズンより出荷用のダンボールの品質を向上させた。新たなダンボールは強度が強く、裏面に撥水加工が施されるなど、長ねぎの品質保持機能を高めている。
 また出荷検査の際、軟腐病やさび病などの症状が見られる場合は全て返品するルールを設けるなど、専門部全体で選別の徹底を図り、高品質出荷を目指す体制をつくっている。
 今年産の長ねぎは、昨年の3万ケースを上回る4万ケースを出荷目標としており、販売額でも昨年の4千万円から5千万円への飛躍を目指している。

 

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