第52回通常総代会を開催

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JA鶴岡は6月21日、東京第一ホテル鶴岡で第52回通常総代会を開催した。総代495人のうち本人出席320人、書面議決が82人で出席総代は402人。

議長には、中央支所(上郷地区)の土岐善幸総代を選任した。2023年度事業報告および剰余金処分案、令和6年度事業計画、固定資産(金融本店・もんとあ~る駅前店)の取得など全10議案を提出し、原案通り全て承認した。

販売事業では、新型コロナの5類移行により業務用米の需要が回復したことに加え全国的なコメの不足感により、23年産米の販売進度が例年に比べ進んでいる。青果物はメロン販売額が11.2億円、だだちゃ豆が夏の猛暑と長引く残暑が影響し6.8億円となった。ミニトマトも高温障害による減収基調となり4.6億円と天候による影響を大きく受ける結果となった。

購買事業は、生産資材は肥料価格の下落やパイプハウスの供給の減少等により計画・前年を下回った。生活・農機・自動車・燃料についても計画・前年を下回った。

産直事業は、23年2月にのぞみ店を閉店したが白山店・駅前店への誘導及び経費削減効果により計画・前年を大きく上回った。

信用事業は、計画で見込んでいなかった農林中金の特別配当金や劣後ローンの利息等により計画・前年を上回った。共済事業は、計画を上回ったが共済連からの配当金の減額が影響し前年を下回った。

事業総利益は前年対比98.8%の19.8億円。事業利益は1.3億円で、事業外収益として受取配当金および賃借料、雑収入があり経常利益は2.2億円。当期剰余金は1.3億円となった。

当期未処分剰余金は3.4億円。1%の出資配当金や事業の利用分量に対する配当金などを除く1.6億円を次年度に繰り越した。

議事に先立ち、23年度高品質米生産共励会を行い、生産組合表彰と品種別に2人の生産者を表彰した。

この日をもって佐藤茂一代表理事組合長、伊藤淳代表理事専務ほか7人が役員を退任し、総代会後に行われた臨時理事会にて、代表理事組合長に保科亙(新任)、代表理事専務に佐藤治久(新任)が選任されました。また臨時監事会にて、代表監事に佐藤賢(新任)、常勤監事に小野和治(再任)が選任されました。

質疑に応える佐藤組合長

高品質米生産共励会表彰者の皆さんと佐藤組合長(中央)

 

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