JA鶴岡ファーマーズマーケット「もんとあ~る」生産者の会 県ベストアグリ賞を受賞

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JA鶴岡ファーマーズマーケット「もんとあ~る」生産者の会が、2021年度の県ベストアグリ賞を受賞した。12月8日に県庁で授与式が行われ、同会の五十嵐廣運営委員長が高橋雅史県農林水産部長から賞状と記念の盾を受け取った。

生産者の会は、JA鶴岡が運営する農産物直売所「産直館」(白山店)の開設に合わせ03年に設立し、出荷する生産者(以下、会員)で構成している。「産直館」は04年に駅前店、07年にのぞみ店と3店舗に拡大。18年に庄内弁で「山ほどある」を意味する「もんとあ~る」に改称し、リニューアルオープンした。21年4月現在の会員数は419人で、「私も買いたい、私の商品」をスローガンに掲げ、年々売上を伸ばし会員数とともに庄内地域トップの直売所となっている。

会員の半数以上を女性が占め、定年帰農者や新規就農者など多様な担い手が参画し会員数が増加してきた。楽しめる店づくりを目指し、全国のJAと提携した産地間交流販売や、旬の詰め放題企画など季節に応じたイベントや交流に取り組んでいる。また、会員の生産意欲の向上を促す表彰制度を設け、販売時期の工夫や品目拡大など新たなチャレンジへの取り組みを推進している。

同賞は、地域の環境を生かし優れた経営などを実践する県内の先駆的な農業者などを表彰している。本年度は5法人・1個人・2団体が受賞した。

五十嵐運営委員長は「もんとあ~るの主役はおかあちゃん達のパワーだ。会員、スタッフ、そしてお客様とみんなでもらった賞だと思います」と話した。

佐藤茂一組合長は「産直事業に協力をいただき感謝申しあげる。今後とも、さらに販売拡大につながるよう協力をお願いしたい」と述べた。

県庁で行われた授与式で表彰を受ける五十嵐運営委員長㊧

 

 

 

 

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