SEADS第6期生に講話
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JA鶴岡では5月2日、鶴岡市農業経営者育成学校「SEADS」(シーズ)の研修生へJAの組織や事業について講話をした。
JA鶴岡の保科亙組合長が講師を務め、同市千安京田の同校で今年4月に入校した第6期生9人が受講した。
講話では、JAの役割について協同組合と株式会社の違いを交えながら解説した。JAは金融、営農指導、生産資材の販売など多岐にわたる事業を行っている。特に、営農の核となる営農指導事業については、生産者の農業経営をサポートする相談役の要を担っていると紹介した。また、地球温暖化などの環境問題や世界の食糧問題などについても触れ、現在の世界情勢を交えて説明した。
講話の後、保科組合長は6期生から挙げられた「田畑の雑草問題」「商品宣伝の仕方」などの様々な質問に答えた。土地の確保が心配だという受講生に対しては「周りの人々は仕事のやり方などを見ているので、コミュニティーに入り込み自身で信頼を気付いていくことが大事」とアドバイスした。
SEADS研修生に講話する保科組合長