あぐりセミナー 災害に備えて防災ブレスレットと非常食づくり
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JA鶴岡は7月10日、2018年度第1回のあぐりセミナーを鶴岡市農村センターで開き、市民25人が参加した。
近年多発する災害への備えをテーマに、家の光協会や、日本赤十字社県支部の担当者を講師に、防災ブレスレット作りと耐熱性ポリ袋を使った非常食作りを体験した。
防災ブレスレット作りでは、家の光協会の小松創一さんを講師に、丈夫なロープを編み込み、笛付きのブレスレットを完成させた。「家の光」7月号の特集を参考に災害時の対処法についても学んだ。
その後、高畠町赤十字奉仕団の我妻由美子委員長を講師に、米の炊き出しやおかずの調理を体験。参加者は切った野菜や調味料をポリ袋に入れ、炊き出し用の大鍋で、ご飯、鶏肉の唐揚げ風、カレー風味の肉ジャガなど4品を調理し、試食した。
日本赤十字社山形県支部組織振興課の川合広泰主事からは、準備すべき非常持ち出し用品や緊急時の避難方法などについて学んだ。
「JAの時間」では、7月21日にリニューアルオープンする直売所「もんとあ~る」の紹介をした。
参加者は「万が一の災害に備え、防災グッズや非常食の必要性を強く感じ、とても勉強になった」と話した。
同セミナーは、本年度は郷土料理や離乳食、減塩などをテーマにし、計5回の開催を予定している。
防災ブレスレットを作る参加者
我妻委員長(㊧から2番目)からポリ袋を使った米の炊き方を教わる参加者