きらめきカレッジ開校 家庭菜園と地元産大豆でみそ造りを学ぶ
読了までの目安時間:約
2分
JA鶴岡は5月18日、鶴岡市農村センターで女性大学「きらめきカレッジ」を開校した。9期生6人と新たに加わった10期生7人の計13人が家庭菜園とみそ造りを学んだ。
みそ造りの講師には同市の有限会社いとうファーム代表取締役社長の伊藤稔さんをお迎えした。
受講生は30分ほどかけて地元産大豆「エンレイ」を手でつぶす作業を体験。つぶした大豆に米こうじと塩を混ぜ合わせて完成させた。みそは9月ごろから味わえる。伊藤さんは、全国の小学校で大豆から学ぶ命の大切さを伝える食育授業の取り組みなどについて説明。受講生は「大豆をつぶすのは大変だったが、楽しく作ることができた。できあがりが楽しみ」と話した。
家庭菜園講座では、JA園芸指導員から植え方のコツや今後の管理、収穫のポイントを学んだ。今回はポテトバッグにジャガイモを各自で植える。
同カレッジは、管内の20~50代の女性を対象に2年1期で全10回の講座で学び、自分を磨くことを目的に2015年に開校。
副学長の小南美穂理事は「2年間さまざまな内容のカリキュラムを学ぶことができる。みなさんで楽しく交流しながら趣味や生きがいを見つけ、充実した時間を過ごしましょう」とあいさつした。
「JAの時間」では、職員がJAの事業や理念、地域貢献活動などを紹介した。
みそ造りを教える伊藤さん㊨
美味しいみそになりますように!
植え方のコツを説明する指導員㊥