だだちゃ豆生産者大会 販売高8億円を目指す
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JA鶴岡だだちゃ豆専門部は7月18日、鶴岡市のJA北部集出荷施設でエダマメ「だだちゃ豆」の生産者大会を開いた。2017年度は出荷量880㌧、販売高8億円を目指す。約150人が出席した。
管内では7月下旬~9月中旬まで収穫され、8月中旬に最盛期を迎える。生産者229人が265㌶を栽培する。鶴岡周辺で江戸時代より栽培されてきた枝豆で、茶毛でほかの枝豆にはない甘味と風味が特徴。
今年度から就任した加賀山雄だだちゃ豆専門部長は「近年にない悪天候の中、皆様の努力によってまもなく収穫を迎えることができる。この大会でだだちゃ豆が日本一になる思いを強くし、一丸となって頑張ろう」と呼び掛けた。
佐藤茂一組合長は「だだちゃ豆の魅力をテレビ番組でPRできた。生産者からはおいしいだだちゃ豆を栽培いただき、JAでは新鮮なまま消費者に届けられるよう努力していく。今年は生産者、JA、市場、消費者の四方良しとなるよう取り組んでいきたい」とあいさつした。
東京青果株式会社野菜第5事業部の佐々木健一郎副部長は「生産者一人ひとりが鶴岡の代表者として出荷してほしい。有利販売につなげるため、生産地の情報を市場に伝えてほしい」と述べた。
JAの担当者は出荷要領や販売対策、品質と食味の高位安定を目的に今年度からだだちゃ豆の食味分析を実施することなどを説明した。
あいさつする加賀山専門部長
スローガンを唱和し、一丸となって取り組むことを確認した