だだちゃ豆生産者大会を開く

読了までの目安時間:約 2分

 

JA鶴岡だだちゃ豆専門部は7月20日、鶴岡市のJA北部集出荷場で「だだちゃ豆」生産者大会を開いた。生産者と市場、関係機関が参加し、安全で日本一おいしい「だだちゃ豆」を消費者に届ける事を確認した。 今年の生育は順調で品質・収量ともに概ね平年並みだが、降雨後に好天が続くと莢(さや)肥大が進むことから収穫遅れに注意することを確認した。出荷は7月下旬から始まり8月中旬に最盛期を迎え、9月中旬までを見込む。

加賀山雄専門部長は「天候も夏らしくなり我々にとって熱い夏が始まる。皆さんからは体調に留意し力強く出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。 佐藤茂一組合長は「今年の販売登録面積は233㌶と前年比8㌶減、生産者数も182人と前年比9人減となっている。その中で1人あたりの栽培面積が増加している。近年普及してきた収穫用コンバインが影響しているのではないかと思う。今後、さらに普及することで全体の栽培面積も増加するのではないかと期待している。また、外国人観光客が増加していることから農産物の需要が高まることが期待される。良い単価で販売できるように頑張っていきたい」と呼び掛けた。

「だだちゃ豆」を広く知ってもらうため、横浜駅構内にビッグポスターを掲示する。また、8月8日の「だだちゃ豆の日」に加茂水族館で試食イベントを開催するなどPRを予定している。

あいさつを述べる加賀山専門部長。

協議事項の説明を受ける生産者。

 

topics

この記事に関連する記事一覧