だだちゃ豆生産者大会を開く
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JA鶴岡だだちゃ豆専門部は7月18日、鶴岡市のJA北部集出荷場で「だだちゃ豆」生産者大会を開いた。生産者と市場、関係機関ら約90人が参加した。
今年は一昨年の高温、昨年の豪雨の影響で種子の確保に苦慮した。また、最近は高温・少雨で乾燥状態が続いており、厳しい気象条件が続いている。
大会では高品質でおいしいだだちゃ豆を全国にお届けするため、気象状況や生育状況に合わせた肥培管理を行うことを改めて確認した。
加賀山雄専門部長は「今年こそは一昨年、昨年を上回る成果を皆さんの力を合わせて達成しよう。暑い中の作業となるが、事故・怪我無く、最後の最後まで収穫・出荷作業をしてほしい」とあいさつした。
保科亙組合長は「再生産可能価格を維持するためにもJA・生産者・市場で協力し、計画した数量の出荷・販売に努めよう」と呼び掛けた。
販売では「だだちゃ豆」をさらに広く知ってもらうため、横浜駅構内にビッグポスターを掲示する。また、8月8日の「だだちゃ豆の日」には加茂水族館や庄内空港で試食イベントを行うなどPRを予定している。出荷は7月下旬から始まり8月中旬に最盛期を迎え、9月中旬までを見込む。
最後に生産者の鈴木勝さんが産地確立に向けてのスローガンを読み上げ、一致団結して組織強化を図り、安全で日本一おいしい「だだちゃ豆」を消費者に届けることを確認した。
あいさつする加賀山専門部長
あいさつする保科組合長
スローガンを唱和する生産者