サクランボ「佐藤錦」目揃い会 霜害で収穫量減見込む
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JA鶴岡サクランボ専門部は6月14日、鶴岡市のJA北部集出荷施設でサクランボ「佐藤錦」の目揃い会を開いた。生産者ら11人が参加して、サンプルを参考に着色や玉ぞろい、出荷時の注意点などを確認した。
生育は順調で品質も良好だが、4月の霜害で結実が進まず、収穫量は平年と比べて3割減を見込む。JAの販売係は「市場への入荷が少なく引き合いが強い。品質の高さが重視されているので、注意してほしい」と話した。
その後、園芸指導係がサンプルを示しながら出荷規格を説明し、「出荷規格の特秀は玉ぞろいよく着色面積が70%以上のもの。箱やパックごと着色むらのないように詰め合わせてほしい」と呼び掛けた。
同専門部員は13人で、サクランボの出荷は6月下旬をピークに7月中旬まで約1・2㌧の出荷を予定している。
サンプルと資料を見ながら「佐藤錦」の出荷規格を確認する生産者