ネットメロン全国へ
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JA鶴岡は5日、鶴岡市のJA西郷選果場で特産ネットメロンの初出荷式を行った。
関東地方の市場を中心に、全国各地へ約55万㌜(5㌔入り)の出荷を見込み、販売高は、昨年度の11億3000万円を超える、12億円を目指す。
初出荷式には、JA西郷砂丘畑振興会役員やJA役職員、関係機関など約50人が出席した。
佐藤茂一組合長は「生産者の皆さんのおかげで、今年も高品質のおいしいメロンができた。全国の皆さんにぜひ味わってほしい」とあいさつした。
JAネットメロン専門部の本間卓専門部長は「天候に恵まれ糖度も十分。真心・熱意を込めて生産した安心安全なメロンを消費者の皆さんにお届けしたい」と話した。
選果場には、ハウス栽培のメロン「アンデス」447㌜が運び込まれた。
安全祈願祭の後、関係者がテープカットをして市場に向けて出発するトラックを拍手で見送った。
西郷地区では庄内砂丘を利用したメロンの栽培が盛んで、専門部の172人が約111㌶で「アンデス」やJA鶴岡オリジナルの「鶴姫メロン」、「鶴姫レッドメロン」などを栽培している。
春先の好天に恵まれ生育は順調。品質は玉肥大・糖度とも良好。
6月下旬から本格的な出荷に入り、7月をピークに8月の上旬まで全国へ出荷される。
メロン直売所は、選果場脇に6月24日にオープンする予定。
今シーズン初のメロンを出荷する本間専門部長
作業の安全を祈願し、玉串を捧げる佐藤組合長
関係者(佐藤組合長は左から3番目)でテープカット
メロンを積んだトラックを見送る関係者