ネットメロン生産者大会を開く
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西郷砂丘畑振興会とJA鶴岡ネットメロン専門部は6月13日、茨新田にある西郷選果場でネットメロン生産者大会を開いた。生産者121人と市場関係者、JA役職員らが参加した。
同振興会の田中善明会長は「春先の低温や低日照によって生育に遅れが出ていたが、メロンの品質は良好。近年、出荷量減少や端境期などの課題はあるが、販売高12億円の達成に向け最後まで肥培管理の徹底をお願いしたい」とあいさつした。
大会では集荷の取り扱いや注意点、出荷規格などを確認。消費地情勢報告では単価を維持するには品質と数量が大事になってくるので、これから暑く大変な時期になるが、最後まで出荷を続けてほしいと要望された。
販売での取り組みでは、園芸特産課の小林寿一課長が事前商談で高単価を狙い有利販売を強化していることを報告。また、鶴岡産メロンを広く周知するため、横浜駅構内でのビッグポスターの掲示、試食宣伝などの店頭販売にもさらに力を入れて取り組むことを説明した。
2024年度までの2年間、振興会会長を務めた佐藤重勝さんへ感謝状を贈った。最後に生産者の菅原和明さんが産地発展に向けてのスローガンを読み上げ、一致団結して組織強化を図り、安全・安心な高品質メロンを全国へ届けることを確認した。
あいさつする田中会長
スローガンを唱和する生産者