パンハウス庄内本社 工場の拡張・改修工事が完了
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当組合の子会社であるパンハウス庄内は5月20日、今年の3月に開始した工場の拡張工事と既存施設の改修工事が完了した。
今年の4月から新たに新庄市、大蔵村、戸沢村の小・中学校16校に給食用のパン週約4000食を納品することになったが、現行の施設では手狭なため拡張工事に至った。
今回の工事に合わせ、より衛生管理を徹底した施設を目指した。異物が入らないよう、回収した学校給食用パンの入れ物を掃除するための部屋を新たに設置した。
工場裏の既存施設を活用し、原料を保管する保管庫、新たに学校給食用パン専用の搬入搬出口、回収箱仕分け室、大型冷蔵庫が設置された。
パンハウスの山口喜和工場長は「今後も学校給食を中心とし、安心・安全でおいしいパンを作っていく。地元の方からおいしいね、と言われるパンハウスを目指して、新商品の開発にも力をいれていきたい」と意気込む。
パンハウスではパンの生産のほか、鶴岡市学校給食センターを通して炊飯業務も受託しており、ご飯とパンを市内の小・中学校25校約7500人に提供している。
新たに拡張した施設。学校給食用パンの搬入出口が設置された