三瀬孟宗の直売を開始
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三瀬孟宗(もうそう)生産出荷組合は28日、鶴岡市三瀬の集荷場で特産のタケノコ「三瀬孟宗」の直売所を開き、旬の味覚を買い求める地元客らでにぎわった。
同日開いた目ぞろえ会では、出荷規格や注意点を確認。今年は暖冬であったことから、生育は前年より1週間ほど早く進んでおり、豊作傾向にある。同組合の生産者約15人が、昨年の倍量出荷を目指す。
「三瀬孟宗」は主に地元市場に出荷し、直売も行う。初日は約48㌔を集荷。朝6時に開店した直売所では、新型コロナウイルスの感染拡大防止に消毒液や手袋などが用意される中、地元住民らが鶴岡の春の味覚を求めていた。直売は5月23日まで。
齋藤吉蔵組合長は「毎年楽しみに待っていてくれる消費者の方々においしい孟宗を届けるため、安心・安全・品質の確保を合言葉に頑張っていきたい」と意気込む。
三瀬地区は山林資源に恵まれ、品質が良い孟宗が採れる。かつての三瀬独自のブランドを復活させたいとの思いで、生産者が3年掛けて荒廃していた竹林を整備。2015年に「三瀬孟宗」を復活させた。
直売予定日:4月30日(木)、5月2日(土)
出荷規格を説明する齋藤組合長
朝掘りの三瀬孟宗を買い求める地元客