三瀬孟宗の魅力伝える

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鶴岡市の三瀬孟宗(もうそう)生産出荷組合は5月10日、三瀬地区で特産タケノコ「三瀬孟宗」の収穫体験を行い 、秋田県内でスーパーマーケット「グランマート」などを展開している株式会社タカヤナギの青果担当者ら11人が参加した 。
はじめに齋藤吉蔵組合長が「生産者は新鮮でおいしい孟宗を消費者の方に食べてもらうために頑張っている。収穫体験をとおして三瀬孟宗の魅力を知り、ぜひ店頭でPRしてほしい」とあいさつ。

参加者は採り方の説明を受けた後、土から顔を出した孟宗をくわで掘り起こして収穫した。同組合では、夕方収穫したものを翌日朝に集荷。規格ごとに箱詰めし、秋田や東京方面に出荷しており、同社の店頭には夕方ごろ並ぶ。
参加者は「急な斜面で踏ん張りながらの作業に加え、思ったようにくわを入れることが難しく傷をつけずに収穫するのが大変だった」と話した。
三瀬地区は山林資源に恵まれ、品質が良い孟宗が採れる。かつての三瀬独自のブランドを復活させたいとの思いで、生産者が3年掛けて荒廃していた竹林を整備。2015年に「三瀬孟宗」を復活させ、15人が生産している。
年間をとおして「三瀬孟宗」を味わってもらおうと、昨年から6次産業化にも取り組み、 組合員が持ち込んだ孟宗を水煮の瓶詰に加工し、JA鶴岡のファーマーズマーケット「もんとあ~る」で販売している。
5月19日には、三瀬八森山レクリエーション広場で、第48回三瀬八森山孟宗まつりが開かれ、孟宗汁や孟宗ごはんなどが楽しめる。

 
今後の直売予定日:14日(火)、16日(木)、21日(火)、23日(木)

「三瀬孟宗」を収穫する参加者
「三瀬孟宗」の収穫体験をした 株式会社タカヤナギの青果担当者ら

 

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