上郷小学校児童が田植え体験
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鶴岡市立上郷小学校全校児童93人は5月22日、学習田で手作業の田植えに挑戦した。JA鶴岡の理事、青年部上郷支部の盟友や上郷支所職員など10人が指導した。
開会式では、JA鶴岡の難波篤理事が「上郷地区は米がたくさん収穫される地域。米を入れる倉庫もあり、米どころであることを肌で感じてほしい。丁寧に苗を植えれば、秋には十分な米が収穫できる。皆さんが植えた米で作るカレーを楽しみにしている」とあいさつした。
営農指導員の須田朗弘さんが「苗は1株あたり4本取って、風で飛ばされないように一番下の小さい葉が土に埋まるようにしっかり植えて」とアドバイスした。
児童は学校そばにある10㌃の水田で、「足が抜けない」「転んだ」とはしゃぎながら、手足を泥だらけにして「はえぬき」の苗を丁寧に植えた。
4年生の本間天莉さんは「泥がふわふわして気持ちよかった。大変だったけど楽しかった」と笑顔で話した。
今後は秋に5年生が稲刈りを行う予定。
青年部員(右)に教わりながら苗を植える児童たち
青年部員と田植えを楽しむ児童たち