収量確保と品質向上を目指して 分施巡回を実施
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JA鶴岡は7月上旬から分施巡回をしている。鶴岡市の同JA管内各地区の水稲「ひとめぼれ」「はえぬき」「つや姫」を中心に、稲の収量確保と品質向上を目指し、適期適量の分施対応や今後の栽培管理を指導する。
13日、同市荒井京田の巡回には農家ら8人が参加。JAの営農指導員が稲の葉色や茎数、草丈、葉令、幼穂などを確認し、出穂前に肥料を与える時期や施用量について指導した。生育調査結果や、今年の気象情報を基に今後の栽培管理についても説明した。
米穀畜産課の指導員は「今年の生育状況は、6月上旬の天候不順、低温により生育の遅れが見られたものの、6月下旬の好天で、例年より3~4日遅れまで持ち直した。ただ葉色が濃い傾向なので、生育状況を確認して今後対応してほしい。病害虫対策や草刈り対応もしっかりお願いしたい」と話した。
同JAでは今後も生育状況や栽培管理について、きめ細やかな稲作情報の発信を行っていく。
圃場を巡回し、稲の生育状況を確認した
JA指導員㊨と稲の生育状況を確認する農家