大泉小学校の児童が田植えに挑戦
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鶴岡市立大泉小学校の5年生21人が5月16日、学校そばの水田で米「コシヒカリ」の田植えに挑戦した。JA鶴岡青年部大泉支部の部員や中央支所職員など9人が指導した。
田んぼを管理する木村元康さんが「苗を3~4本持ち、田んぼにつけた目印の線が十字に交差しているところにしっかりと植えて」と手植えの方法を説明。
児童は苗を手に、慎重に前に進みながら丁寧に植えていた。
田植え機の実演で、手植えとの違いを学んだ児童は「苗を手で植えていたら腰が痛い。昔の人たちは長時間この作業をしていてとても大変だと感じた」、「機械だと泥に汚れず、早くきれいに植えられて便利」と笑顔を見せた。
青年部の松浦雄太支部長は「天候にも恵まれ田植えを楽しんでもらえて良かった。子どもたちが食べ物の大切さを学ぶきっかけになればうれしい」と話した。
児童は、今後稲の生育観察を続け、秋には稲刈りを行う。
苗の植え方を指導する木村さん
田植えを体験する大泉小の児童