大玉トマト目揃い会を開く

読了までの目安時間:約 2分

 

大玉トマトの本格出荷を前に、JA鶴岡ハウストマト専門部は6月18日、鶴岡市のJA北部集荷場で目揃い会を開いた。

生産者ら16人が参加した。JA園芸指導係が出荷サンプルを見せながら等級別に品質や形状、色合い、果実サイズ、箱詰めの注意点を説明。カラーチャートを示しながら、出荷時は6割着色を基本とし、赤く着色したものはB品とすることを伝えた。参加者は、サンプルを手に取って出荷基準を確かめ、選別を徹底、統一することを確認した。

販売担当者は「昨年は集荷数量がピークを迎えた頃に買い控えが起き販売に苦戦した。課題を生かし、今年は新たな市場へ出荷することで販売先を増やし、事前に値決めをして販売するなどで販売単価をキープしていきたい。鶴岡の品質は良いものだとアピールしてしっかり販売していくので、選別を徹底して出荷に協力してほしい」と呼び掛けた。

専門部ではトマト「桃太郎」と、2019年度より収量や品質面の向上を見込み「りんか409」を栽培。今年は13人が98㌃で栽培する。7月中・下旬に最盛期を迎え、集荷は9月頃まで続く。

大玉トマトの出荷サンプルを確認する生産者

 

topics

この記事に関連する記事一覧