大豆精選設備竣工式
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JA鶴岡は11月28日、下川にある西郷倉庫で大豆精選設備竣工式を開いた。関係者ら約30人が出席し、神事を執り行った後、佐藤茂一組合長と来賓者がテープカットを行い、佐藤組合長が稼働ボタンを押した。
大豆精選設備は国の補助事業を活用して11月に設置が完了。処理稼働は12月から翌年1月を予定している。機器は既存選別機4基、新規選別機2基と色彩選別機、フレコンスケールなどの調製計量設備と運転設備で構成され、大泉倉庫の従前設備を移設し、設備の機能増強を図った。
JA鶴岡では米を取り巻く厳しい情勢を踏まえ、土地利用型の重点品目として大豆を推進してきた。栽培面積は10年前と比べ約100㌶増加。今回の設備増強により、鶴岡産大豆のさらなる面積拡大と高品質大豆の生産と出荷に取り組んでいく。
佐藤組合長は「今後もさらなる大豆の生産拡大に取り組んでいくため、この度の設備投資となった。生産者・作業員には安全作業に努めてもらいたい」と述べた。