山形県へ松くい虫被害対策に関する要請書を提出
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11月29日、JA鶴岡の保科亙組合長とJAそでうらの五十嵐良弥組合長が庄内5JAを代表して、山形県の星里香子農林水産部長へ松くい虫被害対策に関する要請書を提出した。
庄内海岸の防風林で松くい虫被害が激増し、メロンをはじめとする農業への影響とともに、倒木被害により道路や耕地、ハウス施設など生産者の安全面も懸念されることから、庄内5JAおよび農政対策推進協議会が連名で山形県知事宛に要請書を作成した。
伐採作業は危険が伴うことや伐採料金に要する費用が多額であり個人での負担は困難であることを説明し、行政による十分な予算確保に基づく更なる支援を要請した。
今後は国の事業を活用しながら防除や伐採作業等の被害対策を拡充する方向で協議され、県・市町村と農業者が情報交換を行いながら連携して対応していくことが確認された。
星農林水産部長㊥へ要請書を手渡す保科組合長㊨と五十嵐組合長㊧