年に一度の祭典 女性フェスティバルを開催
JA鶴岡女性部は12月4日、鶴岡市農村センターで「女性フェスティバル~美味しいつるおか菜発見~」を開催し、女性部員・組合員・関係者277人が参加した。
このイベントは部員と組合員を対象に、女性部の重点目標である「食と農を守る活動」の地産地消運動を軸とした女性部活動の集大成披露と、部員同士の交流を目的に毎年開催している。
小林絹井女性部長は「日頃の活動の成果と部員の結集により、この度「やまがた健康づくり大賞」を受賞し、健康作りと地域を盛り上げる活動ができて嬉しく思っている。今日のフェスティバルでは、愛情がこもっている地産地消弁当を食べて、部員の活動の成果をご覧頂きながら仲良く交流してほしい」とあいさつ。
フリーアナウンサーの古池常泰さんによる『食と言葉で育むもの』と題した講演では、番組制作などを通して学んだ食の力について紹介し、「食べることは命のリレーで、私達は子供たちに食の大切さを教える努力をしなければならない」と訴えた。また、「人とのコミュニケーションでは、相手の話をよく聞くことが大事。言葉一つで相手を喜ばせることができるが、発した言葉は消しゴムが効かない。言葉の矢は抜けないから気をつける必要がある」と述べ、参加者は頷きながら熱心に聞いていた。
昼食には、女性部員手作りの『美味しいつるおか100歳弁当』が振る舞われ、鶴岡の食材を使った彩り豊かで栄養バランスの良い料理に参加者は舌鼓を打っていた。
グループ発表では、大正琴・歌・踊りなど日頃の練習の成果が披露され、会場からは大きな拍手がおくられた。
会場には部員が創作した絵画や手芸品、支部活動紹介パネルなどが展示され、バザー(収益は災害義援金と結核予防の募金に充当)、部員手作りの加工品の販売会、お楽しみ抽選会なども行われた。
古池常泰さんの講演
活気あふれる加工品販売
美味しいつるおか100歳弁当