待望!「雪中軟白ねぎ」商標に登録

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庄内地域で栽培される「雪中軟白ねぎ」が商標登録された。商標は、庄内5農協連名及び全農山形で平成31年3月に出願。令和3年11月に商標登録された。約3年がかりの待望の登録となった。

「雪中軟白ねぎ」は全長を通常の長ねぎより長く設定し、フィルムで遮光する栽培方法や、厳寒期に収穫期間となることで甘くて葉から根元まで軟らかい品質が特徴。食べ方は天ぷらやねぎしゃぶなどがおすすめだ。

JA鶴岡長ねぎ専門部では、平成10年に栽培を開始。生産者は年々増加しており、令和3年度は90人で約5・9㌶作付けしている。今後、冬期間に出荷される「雪中軟白ねぎ」の生産をさらに増やしていく予定だ。

同専門部の渡部昌良司部長は「先駆者の並々ならぬ努力があってここまで来ることができた。今後も産地として高品質な軟白ねぎを出荷できるよう、生産者一丸となってレベルアップを図りたい」と話した。

商標登録された「雪中軟白ねぎ」

 

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