直売所「もんとあ~る」全体会議を開く

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産直課は3月6日、農村センターで直売所「もんとあ~る」の全体会議を開いた。出荷者のほか、五十嵐廣運営委員長ら産直運営委員、JA役職員ら約130人が参加した。

トキタ種苗株式会社 販売部次長 山﨑慎治氏を講師に招き「産直向け品種からイタリア野菜まで」と題して研修を行った。全国の産直の状況を説明いただき、産直に来店するお客さまが何を求めていてどのように販売、PRしたらよいのかを学んだ。山﨑氏は「お客さまが直売所に持つ3大印象といして①安心安全②新鮮③品ぞろえが豊富がある。そして安いから買う!という人は少なくなった」と話した。

その後、2023年度の取り組み報告および24年度に向けての協議のほか、出荷者表彰を行った。24年度に向けて販売手数料の改定、もんとあ~る駅前店の新築、搬入時間と陳列方法、試食の提供などについて協議を行った。参加者からは、「値引き販売は値崩れを誘発するのではないか」「生産者が試食を提供する方法について講習会を開いてほしい」などさまざまな意見が出された。

出荷者表彰では、23年1月1日から12月31日までの1年間の売り上げと前年同期間を比較し伸び率上位者3人を表彰。第1位にクドウファームさん(稲生)、第2位に佐藤功さん(外内島)、第3位に阿部寛さん(谷定)が輝いた。特別表彰として90歳を超えてからも出荷を続け、長年産直事業に貢献してきた冨樫智恵子さん(下小中)を表彰した。

五十嵐運営委員長は「現在会員数が400人を超え、2015年には6億円だった売り上げが23年度は9億円を超え10億円に迫る勢いとなっている。これはみなさまが良いものを作り、スタッフがお客さまに喜ばれるように頑張ってきた成果。今後も頑張っていこう」と述べた。

特別表彰を受ける冨樫智恵子さん。

研修に参加する産直会員。

 

 

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