金融本店・もんとあ~る駅前店起工式
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JA鶴岡は6月10日、金融本店、JAファーマーズマーケット「もんとあ~る駅前店」の建て替え工事の地鎮祭および起工式を行った。JA役職員や全農山形県本部、建設関係者ら約30人が出席。保科亙組合長らが玉串を捧げ、工事の安全を祈願した。
建設場所は、JA鶴岡金融本店前の駐車場。金融本店は、鉄骨造2階建て延べ面積810平方㍍。相談室を3部屋設け、融資等で利用者様のプライバシーに配慮した施設となっている。もんとあ~る駅前店は軽量鉄骨造一部2階建て延べ面積484平方㍍。売場面積は、現施設の1.5倍の248平方㍍。陳列スペースを広げて、地元農産物の種類を増やすとともに鶴岡駅前という立地を生かした観光、地産地消の拠点機能を一層充実させる。2026年夏頃のオープンを予定している。
同工事は24年の第52回通常総代会で承認されたもので「支所・事業の再構築基本構想」に基づくとともに、老朽化と店舗狭隘を解消することを目的に実施する。併設型の施設を取得する予定だったが、物価高騰に伴う建設費の増加から、もんとあ~る駅前店を別棟で建設し建設費を削減する変更を行った。
起工式で保科亙組合長は「この計画はJA自己改革の流れの一つであり、金融本店は64年ぶりの建て替えとなる。もんとあ~るは、昨年度売上高10億円を達成した。新店舗でさらなる飛躍を目指していきたい」と挨拶した。
なお、工事期間中も両店舗は営業を続けます。
鍬入れをする保科亙組合長。