長ねぎ専門部2024年度総会を開く

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JA鶴岡長ねぎ専門部は3月25日、JA鶴岡振興センターで2024年度の総会と栽培講習会を開いた。部会員やJA職員約40人が出席し24年度の事業報告や役員改選など4議案が承認された。

渡部昌良司専門部長は「今年度を振り返ると豪雨や高温などの異常気象に悩まされ、例年にない栽培管理を求められた。このような年にもかかわらず、皆さんの努力で品質の良い出荷をすることができ、感謝申し上げる」とあいさつした。

24年度は露地ネギは育苗トラブルなどはなかったものの、7月の豪雨によって生育不良となったが、全国的に出荷量が少ない傾向があり高値での販売となった。軟白ネギでも7月の豪雨の影響を受け、また、生産者数や栽培面積の減少により出荷数量が減少したが高値での販売となり、販売額は23年度を上回った。

次年度に向けては、講師に庄内農業技術普及課の板垣氏を迎え、排水対策の徹底や酸素供給剤、土壌改良剤の有効活用を学んだ。

市場関係者からは「過酷な生産状況の中で品質の良いネギを出荷していただいた。次年度も安定した数量、安定した品質で生産を続けてほしい」と呼び掛けた。

役員改選では、専門部長に佐藤良さん(西茨)、副専門部長に冨樫幸喜さん(野中)が選出された。

共励会表彰も行われ、露地ネギ部門は阿達絢子さん(柳田)、軟白ネギ部門は大場智晃さん(下川上)と加藤光貴さん(湯野沢)、赤ネギ部門は小南善継さん(小京田)がそれぞれ受賞した。

 

あいさつする渡部専門部長

次年度より専門部長の佐藤良さん㊧と副専門部長の冨樫幸喜さん㊨

共励会表彰、受賞おめでとうございます!

 

 

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