青年部がオンラインで稲作特別授業
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JA鶴岡青年部は6月15~17日、東京都江戸川区の小学校25校の5年生を対象にした食農授業を、鶴岡市の本所とオンラインで結んで行った。3日間で青年部員24人が講師を務めた。
児童は総合学習や社会科の授業で米作りについて学んでいる。
例年6月に、同市と友好都市交流のある江戸川区の小学校約15校に出向き、稲作の特別授業を行っていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、3年前より、本所のパソコンと小学校のテレビやスクリーンの画面を結ぶオンライン形式で開いた。授業依頼も昨年より9校増え、全体の半数以上にあたる16校がはじめてのオンライン授業校となった。
今年は、教材として使用している稲作の年間農作業映像をリニューアルした。昨年1年間、青年部員の農作業風景を撮りため、1年間の米づくりの流れをまとめた映像を放映した。
第五葛西小学校との授業では、1年間の米づくりの流れをまとめた映像を視聴した後、青年部員が田植えや稲刈りなどの工程について写真を見せながら説明した。児童からは、農家になったきっかけや米作りでの苦労話、おいしいご飯の炊き方などについて質問が出た。
青年部の今野聡委員長は「オンライン授業も3年目となり25校の学校から授業依頼がきた。青年部一同協力しながら活動できた」と話した。
米作りへの思いを伝える今野委員長(左)
米作りの1年の流れを説明する青年部員
リモートで米作りについて話を聞く児童