青年部北支部が営農研修会を開く

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JA鶴岡青年部北支部は6月8日、鶴岡市内で営農研修会を開き、部員8人が参加した。

この講習会は、地域に根差した農業経営や技術向上を目指し、部員同士が情報交換を通じて交流を図ることを目的として開いており、今回は山形県庄内地方で街づくりを進めるヤマガタデザイン株式会社が運営する 「IRODORI FARM」 を見学した。

同社は、1次産業をリデザインする取り組みとして「IRODORI FARM」というプロジェクトを立ち上げ、18年4月から同市豊田地区にある自社農場で野菜を栽培。同社の運営する宿泊施設やレストランのほか、主に地元のスーパーや飲食店に提供している。研修では、夏場の温度対策として換気性能を高めた連棟ビニールハウスと農業用ハウス内で作られているミニトマトや水菜、ルッコラなどの葉物野菜の栽培方法を見学。

支部長の本間諭さんは「青年部員の営農活動に役立つ研修となった。今後も同じ地域の仲間として一緒に地域を盛り上げていきたい」と話した。

ヤマガタデザインの栽培事例を学ぶ青年部員

農業の人材育成・確保に向け、当JAや市、大学、ヤマガタデザインなど6者による産学官が連携した鶴岡市立農業経営者育成学校の開校を2020年春に予定している。

 SEADS-鶴岡市立農業経営者育成学校-

 https://tsuruoka-seads.com/

 

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