鶴岡市とJA鶴岡が大阪でだだちゃ豆トップセールス
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鶴岡市とJA鶴岡は8月8日、大阪市中央卸売市場の本場で、だだちゃ豆の日に合わせてこれから最盛期を迎えるエダマメ「だだちゃ豆」のトップセールスをした。関西方面への出荷にも力を入れていこうと、榎本政規市長と佐藤茂一組合長が、市場関係者へ向けPRした。
だだちゃ豆の日は鶴岡市内の生産者などで作る鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織協議会が2011年に制定。ちょうど旬の季節を迎えるとともに、「だだちゃ豆」が庄内弁で「お父さん=パパ(88)」を意味することや、1さやに2粒入っている豆の形が8の字に似ていることにちなんだという。
佐藤茂一組合長は「だだちゃ豆は関西方面ではまだ知名度が低いので、今後は関西方面への売り込みにも力を入れていきたい。だだちゃ豆の特徴は、独特な香り、濃厚な味、みそ汁に入れると汁の味がカニ風味になること。特に味はどこの枝豆にも負けない自信があるので、ぜひ食べてほしい」と力強くPRした。買参人など300人にゆでただだちゃ豆の試食を振る舞った。
管内では生産者229人が267㌶を栽培。7月下旬~9月中旬まで収穫され、8月中旬に最盛期を迎える。鶴岡周辺で江戸時代より栽培されてきた枝豆で、茶毛でほかの枝豆にはない甘味と風味が特徴。2017年度は目標出荷量880㌧、販売高8億円を目指す。
市場関係者にだだちゃ豆をPRする佐藤組合長㊧
市場関係者らと 関西方面への売り込みにも力を入れていく