鶴岡市へ農業関連の予算要望書を提出
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JA鶴岡とJA庄内たがわは11月25日、鶴岡市農業関連予算要望書の提出を行った。JA鶴岡の保科亙代表理事組合長とJA庄内たがわの海藤喜久男代表理事組合長が鶴岡市役所を訪れ、要請書を手渡した。
保科組合長は、熊・イノシシなどによる鳥獣被害の深刻化を最重要課題として挙げ、「電気柵等の防護設備の拡充、捕獲体制の強化、維持管理費の支援など、現場で即効性のある対策を最優先で講じてほしい」と要請した。併せて、メロンの病害が蔓延し被害が拡大していることから、生産者の意見を踏まえた技術支援・資金支援の強化を求めた。さらに、共乾施設の更新問題について、耐用年数約50年に達した施設の更新の現状について説明し、制度面の緩和と支援を要請した。
このほか、砂防林の松くい虫被害への対策強化、豪雨・高温などの異常気象に対する柔軟な支援措置への後押しを求めた。
佐藤市長は「現場の皆さんの不安に直結する鳥獣被害を最優先で対処し、メロン病害や共乾施設の更新課題についても国・県と連携して必要な予算を確保し、迅速に取り組む」と述べた。
佐藤市長に要請書を手渡す保科組合長


















