SEADS第5期生に講話
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JA鶴岡では5月9日、鶴岡市農業経営者育成学校「SEADS」(シーズ)の研修生へJAの組織や事業について講話をした。
JA鶴岡の佐藤茂一組合長が講師を務め、同市千安京田の同校で今年4月に入校した第5期生5人が受講した。
講話では、JAの役割と営農の核となる3事業「販売・購買・営農指導」について解説した。特に営農指導事業は生産者とJAをつなぐパイプ役であり、生産者の最も身近な相談相手として農業経営をサポートする要の事業であることを説明した。
佐藤組合長は5期生から、水稲の大規模経営、水稲と園芸の複合経営、産直出荷中心といった各自の将来のビジョンを聴き「2年間の中で希望通りの研修ができるよう応援する。また、地域の方々とコミュニケーションを取り、信頼を得ることも農業経営では大事になる」とアドバイスした。
JA鶴岡では、次世代の担い手確保に向けた支援として県や市など関係機関と連携し、各種事業の活用や就農支援の実施、新規園芸品目の講習会等を開いていることを紹介した。
講話の後、今野大介生産振興課長がJA鶴岡が独自に取り組んでいる生産者の所得確保やコスト低減策を説明し、同JAの直売所「もんとあ~る」や販売品目のオススメ栽培情報についても紹介した。
SEADS研修生に講話する佐藤組合長