SEADS(シーズ)第5期生入校式

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鶴岡市立農業経営者育成学校「SEADS」(シーズ)で4月4日、第5期生の入校式が同市千安京田の同校で行われ、関係者ら約40人が出席した。

県内外出身の20~30代の男女8人が、持続可能な農業の技術や経営を、座学と実習を通じて2年間学ぶ。

百瀬清昭校長は式辞で「本校は幅広い知識と技術を学び、農業経営のプロを目指す学校であり、生き物や天候相手で夏場の実習などは決して楽ではないが、ときめきとワクワク感を持ち、伸び伸びとチャレンジしてほしい」と激励した。

新入生を代表して海和歩さんが「農業は猛暑や天候不良といった環境に起因する問題や生産人口の高齢化などの課題に直面することが多々あると思うが、仲間や先生、地域の方々にご指導を賜りながら真摯に取り組みたい。人と人とのつながりを大切にし、日々の努力を怠らず、未来に向かって成長していくことを誓う」と決意を述べた。

同校では、入校式後に「新規就農 よろず相談所」の看板を掲げた。百瀬校長は「修了生が就農後も気軽に何でも相談できる場として使ってほしい」と話した。

同校は行政、JA鶴岡やJA庄内たがわ、教育機関、民間企業と連携して2020年4月に開校。研修開始から就農に向けた準備、営農開始後も支援する。

JA鶴岡はこれまで、産地視察に協力したほか、佐藤茂一代表理事組合長や職員が講師となって農業経営などについて講義を行っている。

 

誓いの言葉を述べる海和さん

 

「よろず相談所」看板掲出

 

第5期生集合写真

 

 

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