黒沢農法乗用除草機試験を開催

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当JAは5月22日、水田除草を除草機で行う栽培方法「黒澤農法」の試験を青龍寺の圃場30aで行い、鶴岡市やJA関係者20人が参加しました。

この農法は、宮城県涌谷町で有機栽培に取り組んでいる黒澤重雄さんが取り組んでいるもので、機械についたハリガネで草を掻き出しローラーで草を沈めて除草を行うため稲を傷つけません。

通常は田植えから稲刈りまでの間に、当除草機で3回除草を行い、6条・8条などの田植機の状況にも対応しています。

試験では、除草後見えなくなった稲も数十分後には元の姿に戻り、条間の草だけが綺麗に除草されてその効果が立証できました。

黒澤さんは「昔は除草機を使うのが当たり前だった。麦踏みのように、稲はいじめるほど丈夫になって良い米が出来る。山形はつや姫をはじめ有名な米が多いので、ぜひ新たな取組でワンランク上げてほしい」と話しました。

黒澤農法①

除草機の外観

黒澤農法②

除草後の圃場(右)

 

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