第一回職員向け勉強会を開催
JA鶴岡では「第一回職員向け勉強会」を8月26日に鶴岡市総合保健福祉センター「にこふる」で開きました。
この日は「JA鶴岡全体の概況と、とりまく環境」をテーマに榎本理理事参事が講師を務め、82人が受講しました。
この取り組みは、係長級を対象にしたアンケートの中で「JAの経営状況や他事業についてもっと知りたい」「財務資料の理解を深めたい」といった声が多かったことを受け、今年度初めて総合企画課が企画。勤務時間後の自主参加制として正職員全員に参加を募ったところ86人の申し込みがありました。
榎本理事参事は自JAの特徴として「信用、共済、経済事業の収益バランスが良く、子会社化することなくすべてJA内で経営できている点」とし、経営課題については「正組合員数が少しずつ減少しているが、それ以上のペースで生産組合員数や女性部員の数が減少傾向にある。組合員組織に属しない組合員が増えることはJAにとって大きなマイナスになる」と解説。今後については「正組合員以外とJAとの関係性を強化するアクティブメンバーシップの取り組みも大切」などと話し、参加者はメモをとるなどして熱心に聞き入っていました。
勉強会を企画した総合企画課の藍陽子課長は「自分の職場ではそれぞれにプロとして活躍しているが、組織全体について理解を深めるという機会はなかなかなかった。多くの職員が参加してくれたが、自組織について関心が高い職員が多いという表れで今後が楽しみ」と話していました。
今後は「財務資料の読み方解説」「各事業の概要と概況」などをテーマに今年度全4回予定されており、次回は9月下旬に開催する予定です。
勉強会の様子。