若手農業者研修会を開催
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今年度2回目となる「若手農業者研修会」が12月10日に本所ホールで開かれ、管内の若手農業者と役職員30人が参加しました。
この日は日本農業新聞の東北支所長・福本卓郎氏を講師に招き、「TPP大筋合意について」と題した講演会が企画され、このほど大筋合意に至ったTPP交渉の中で、主に農産物分野についての合意内容や今後の影響について説明され、今後懸念される事態として、交渉前に重要5品目の聖域を確保するなどとした国会決議との整合性が今後十分に検証されない可能性があること、参院選で焦点化を避け批准が先延ばしされるのではないかということ、TPPを機に新自由主義的な農業政策に転換される危険性があることなどを指摘しました。
今回の取り組みは、管内の若手農業者の学習・交流を目的としてJAが今年度計4回の開催を予定しており、この日は2回目の開催。
報道面からTPPを学ぶ