地元農業の活性化をテーマに学習『第4回若手農業者研修会』
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今年度第4回目となる若手農業者研修会を3月17日、JA本所ホールを会場に開催し、管内の若手農業者15人が参加しました。『ミラノ万博の成功と鶴岡農業の発展に向けて』をテーマにした学習では、鶴岡市農政課の安達文和さんが講師を担当し、昨年イタリアで開催されたミラノ万博での現地の様子やだだちゃ豆の高評価などを報告した上で「鶴岡は今後ますます食分野で注目される都市。農業を楽しみ、鶴岡の若手農家が元気だということを見せつけましょう。それが鶴岡農業の発展につながっていく」と話していました。
続いての『くしびきこしゃってプロジェクトの活動について』の学習では、同プロジェクト代表を務める佐藤利幸さんが講演。農業以外にもさまざまな分野で活動する地元の若者によって組織された「くしびきこしゃってプロジェクト」による、地域を活性化するためのユニークで多彩な企画が紹介された。佐藤さんは「地域を元気にするには、美味しい食べ物、大きい人の輪が必要。ぜひ皆さんにも力を貸してほしい」と参加者に呼びかけていました。
講演終了後には数グループに分かれ、若手農業者同士で学びたいことや地元農業を盛り上げる方策などが話し合われ、参加者は「JAのイベントで物販をしたらどうか」「スマートアグリに関する情報を得たい」などの意見が出されていました。JAではこれらの意見もふまえ、次年度も継続して研修会を複数回実施する予定です。
研修会の様子。