JA鶴岡カップ中学校選抜野球大会を開く
JA鶴岡、鶴岡地区野球連盟は9月14日・16日の2日間、「第32回JA鶴岡カップ争奪中学校選抜野球大会」を鶴岡ドリームスタジアムで開催した。市内の中学校を中心に鶴岡・三川地区から6チーム、酒田・飽海地区から2チームの合計8チームが参加し、トーナメント方式による熱戦が繰り広げられた。
雨天により二日目が順延となったが、決勝では鶴岡第一中学校と鶴岡第三中学校が対戦。両チーム点の取り合いとなる大激闘となったが、鶴岡第三中学校が8-7でサヨナラ勝ちを収めた。閉会式では佐藤治久代表理事専務が農業からのメッセージと共に選手達の健闘をたたえ、優勝校にJA鶴岡カップ、準優勝校に盾を授与した。後日、副賞として両校へ新米の鶴岡産「つや姫」を贈呈する。また、参加賞として選手全員にJA鶴岡殿様のだだちゃ豆アイスクリームと鶴姫レッドメロンアイスクリームがプレゼントされた。
鶴岡市へ豪雨による被害対策に関する緊急要請を提出
JA鶴岡とJA庄内たがわは9月12日、令和6年7月豪雨による被害対策にかかる緊急要請を行った。JA鶴岡の保科亙代表理事組合長とJA庄内たがわの海藤喜久男代表理事組合長が鶴岡市役所を訪れ、皆川治市長に要請書を手渡した。
両組合長は「抜本的な治水対策と被災施設・機械の復旧支援や生産継続に向けた追加防除・施肥等への支援など農家が営農を継続できるような支援をお願いしたい」と述べた。
皆川市長は「治水対策や被災施設・機械の支援などについて、国や県の政策と併せて、現場の実態に合わせた支援ができるよう早急に対応していきたい」と話した。
そのほかにも自家採取する在来系統の枝豆の優良種子確保への取り組みや肥料・農薬など生産資材の物価高騰に対する支援などを求めた。
皆川市長に要請書を手渡す海藤組合長㊧と保科組合長㊨
JA共済プレゼンツ アンパンマンミニショー&握手会を開催
9月8日(日)にJA鶴岡中央支所にて、JA共済プレゼンツ「それいけ!アンパンマンミニショー&握手会」が開催され、90組約320名のご家族が来場した。
同イベントは、子供たちの健やかな成長の応援を目的に開催されており、地域貢献活動のひとつ。
握手会では、元気いっぱいに触れあう子供たちの姿が見られた。
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
西郷倉庫で24年産米検査始まる
9月11日、JA鶴岡管内で2024年産米の検査が始まった。鶴岡市のJA西郷倉庫では、「はえぬき」「あきたこまち」を合わせ約1000袋(1袋30㌔)を検査し、うち主食用米について全量1等に格付けされた。
今年も高温で推移したため出穂が早まり、例年より稲刈りの開始が早まった。
9月中ごろから「雪若丸」、9月末ごろから「つや姫」「コシヒカリ」などの晩生品種の入庫も始まり、JA鶴岡の倉庫では例年並みの約10万俵(1俵60㌔)の入庫を見込んでいる。
検査補助員が新米のサンプルを抽出
サンプルを検査するJA検査員
ネットメロン精算報告会を開く
JA鶴岡と西郷砂丘畑振興会は9月6日、鶴岡市の湯野浜温泉「亀や」で、2024年度ネットメロン精算報告会を開いた。生産者、JA役職員、市場関係者など133人が参加した。
出荷数量は小玉傾向であったため、昨年度より3万ケースほど少ない46万8000㌜であったが、平均単価が過去最高の2480円台を付けた。販売高は11億6400万円を記録し、4年連続で11億円を突破した。
西郷砂丘畑振興会の佐藤重勝会長は「配送の2024年問題でパレット積みや集荷期間の大きな変更があったが、無事に出荷を終えることができた。毎年の課題だった端境期についても昨年度より軽減されたが、小玉傾向があり箱数が減少し販売に苦慮した。端境期の軽減やハウス作型の極端なピーク解消など課題は多くあるが、鶴岡の高品質で安心・安全なネットメロンを消費者にお届けするため、専門部の皆さんからもさらなるご協力いをただきたい」とあいさつした。
JAの担当者が6月下旬からのまとまった降雨での日照不足により裂果や糖度上昇の鈍化などの障害が発生し玉肥大にも影響したこと、販売については事前商談による企画販売などの有利販売で安定的に販売できたことを報告。端境対策やしおれ対策の強化、生産の維持拡大と正確な産地情報の発信をしていくことを確認した。
市場関係者からは、出荷のピークの時期が前段産地と重なってしまうと高単価での販売が難しいため時期の調整や平準出荷で後半の出荷数の確保、50万㌜を目指し面積の維持・拡大をお願いしたいと要望された。
また、高品質なメロンを栽培した生産者と集落を対象に共励会表彰が行われ、個人の部は下川上の本間吉典さん、集落の部は面野山が受賞した。
挨拶する佐藤振興会会長
共励会表彰受賞者(左から下川上の本間吉典さん、面野山集落代表の杉山宜之さん)
女性部「生き活き塾」で会席料理のマナーを学ぶ
JA鶴岡女性部は9月6日、東京第一ホテル鶴岡で「生き活き塾」を開いた。部員同士の交流や、部員外の女性にも女性部活動を知ってもらおうと、2021年度に開講。女性部員とJA管内の女性、合わせて31人が参加した。
講師の早坂彬さんが、食事中の箸の持ち方やおわんの開け方など、食べ終わるまでの作法を丁寧に説明。説明を受けた後、学んだことに気を付けながら、趣向を凝らした料理に舌鼓を打った。
参加者は「知ってるようで曖昧だったことが知れて良かった。マナーは気を使うものと思っていたが、楽しく会話をしながらおいしい食事をすることができてよかった」と話した。
参加者はコース料理を楽しみながら、会席料理のマナーを学んだ。
早坂さんは「マナーも大事ですが、旬の食材を楽しくおいしく食事をすることが大切。食事を通して楽しい時間を共有してほしい」と話した。
第3回は、11月に「魚料理講座」を開催予定。
講師の話を聞きながら実践
講師の早坂さん
楽しく食事マナーを学んだ
児童が「だだちゃ豆」の収穫を体験 青年部南支部
JA鶴岡青年部南支部は9月3日、鶴岡市立斎小学校の3年生19人を対象に、管内特産のエダマメ「だだちゃ豆」の収穫と調理を体験した。
児童は食育学習の一環として、市内の農事組合法人IWCの圃場(ほじょう)で、6月に「だだちゃ豆」の種まきを体験。その後は草取りを行うなどしながら生育を見守ってきた。
児童は、胸ほどの高さに成長した品種「おうら」の株を土から引き抜き、さやもぎ作業をした。小学校へ戻り、自分たちの手で育てた「だだちゃ豆」を味わってもらおうと、とれたてをすぐに調理。シンプルにゆで豆にして夏の味覚を堪能した。
作業を体験した児童は「『だだちゃ豆』を自分で収穫できてうれしかった。自分でゆでたことがなかったので楽しかったし、採れたてはすごくおいしかった」と笑顔で話した。
「だだちゃ豆」収穫できたよ!
青年部と一緒に調理しました!
「だだちゃ豆」おいしいね♪
職員ランナーへユニフォーム贈呈
9月3日、JA鶴岡は、山形県縦断駅伝競走会等で活躍している職員ランナーの3人に、JA鶴岡ロゴが入ったユニフォームを贈呈した。
保科亙組合長は「組合員、職員のみんなが期待して応援しています。これからも頑張ってください」とエールを送った。
リーダーで中央支所の鈴木博斗さんは「日頃より応援いただきありがとうございます。今回いただいたユニフォームで、JA鶴岡をPRしていきたい」と意気込みを語った。
左から佐藤治久専務、山口尊義さん、鈴木博斗さん、佐藤雄志さん、保科亙組合長
西郷支所杯グラウンドゴルフ大会を開く
JA鶴岡西郷支所は8月25日、鶴岡市の農林活性化センターのグラウンドでJA鶴岡西郷支所杯グラウンドゴルフ大会を開き、45人が参加した。地域住民の皆さんとの交流と親睦を目的として開催しており、今年で12回目。
大会会長の亀井周作支所長は、「ぜひ、日頃の練習の成果を発揮してほしい。暑い中でのゲームですが、体調に気を付けプレーしよう」とあいさつした。
5~6人ずつの8チームに分かれ、男女オープンの個人対抗で、8ホール3ゲームの24ホールで腕を競った。
参加者たちは互いに声を掛け合いながらゲームを楽しんだ。好プレーが飛び出すと歓声が上がった。
熱戦の結果、面野山の齋藤和生さんが優勝の栄冠に輝いた。第2位は馬町下の須佐満男さん、第3位は湯野浜の佐藤昭司さんだった。
成績は次の通り。
優 勝 齋藤 和生さん(面野山)
第2位 須佐 満男さん(馬町下)
第3位 佐藤 昭司さん(湯野浜)
第4位 佐藤 一さん (道 地)
第5位 鈴木 祥二さん(下川下)
ホールポストに狙いを定める参加者
プレーを楽しむ参加者
成績上位者(上段左から齋藤さん、須佐さん、佐藤昭司さん)
鶴岡地域良質米生産推進協議会が作柄検討会を開く
鶴岡地域良質米生産推進協議会は8月30日、作柄検討会を開いた。鶴岡市、生産者、JA鶴岡などの関係者44人が参加して稲の生育状況や刈り取り適期を確認した。
「はえぬき」「つや姫」「雪若丸」や昨年度から試験栽培を行っている多収性品種「幸の栖(さちのすみか)」の管内4カ所の展示圃を巡回。耕種指導係が青籾歩合などを調査し、各圃場で取り組んでいる栽培方法や新品種の試験栽培の状況を説明した。
管内では出穂が平年より1~2日程度早く、管内平均で「はえぬき」が7月30日、「つや姫」が8月7日となった。梅雨明け以降、日照時間も多く推移しており、最低・平均気温ともに昨年より低いものの平年より高く、降水量は少なく経過しております。今年も昨年に続き高温登熟年となっており、稲体の消耗を防ぐよう適切な水管理を呼び掛けている。また、登熟進度についても高温により早まっており適期刈り取りを行うよう呼び掛けた。