水稲栽培経過や園芸品目を紹介 総括営農研修会を開く
JA鶴岡は1月22日、大山事業所で営農研修会を開いた。生産技術や推進品目等の周知と拡大を図るために開催しており、JAの耕種・園芸指導係が説明を行った。
耕種指導係は、令和6年産米の作柄状況を気象経過に沿って振り返り、異常高温や少照、集中豪雨による生育への影響や次年度に向けた対策を説明した。
令和6年産米は、登熟期間の高温などにより充実度不足の傾向が見られ、タンパク値が高くなってしまった。また、平年より雑草の発生が多かったため、要因を考察しながら防除のポイントなど情報提供を行なった。
園芸指導係は、推進品目の提案をメインに説明し、水稲育苗ハウスを有効活用したサヤインゲンとミニトマトを紹介。その他ハウス栽培品目や露地栽培可能な品目などの紹介も行った。
同研修会は、毎年1月中旬から下旬にかけて各支所・事業所で行われる。
説明を受ける参加者。
JA鶴岡青年部 盟友研修会を開く
JA鶴岡青年部は1月18日、東京第一ホテル鶴岡にて盟友研修会を開き、盟友・関係者ら32人が参加した。
小笠原隆道委員長は「物価高騰が続き、農業情勢が大きく変わりつつある昨今、人とのつながり・自然との共生・地域共同体を大切にし、農業を守り安心して暮らせる心豊かな地域社会づくりに貢献できる青年部として力を発揮していこう」とあいさつを述べた。
研修会では、鶴岡市農政課より「鶴岡市農業経営者育成学校SEADSにおける担い手育成」と題して講演があり、SEADSの役割と今後について研修を行った。
その後、4グループに分かれてSEADS職員とのディスカッションを行い、「SEADSと青年部のつながりを深めるには」「SEADSをもっと知ってもらうには」というテーマについて活発な意見交換が行われた。
また、JA鶴岡青年部主催の「良質高品位米コンクール」の表彰や、その後の交流会でも盟友間で多くの情報交換が行われ、盟友間の団結力を高めることができた。
あいさつを述べる小笠原隆道委員長
良質高品位米コンクールの受賞おめでとうございます。
鶴岡市農政課による研修会
4グループに分かれてのディスカッション
SEADS関係者を交え、活発な意見交換が行われた