きらめきカレッジ 食育講話と梅酒・梅ジュース造りを体験
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JA鶴岡は7月6日、鶴岡市農村センターで女性大学「きらめきカレッジ」第2回を開いた。受講生とOGの24人が参加し、食育講話と梅酒や梅ジュース造りを体験した。
秋田県大館市在住で食育指導士の小山明子さんが講師を務め、「人生100年時代に活(い)かす!みそ汁のある食卓」と題して講演。長い人生をより深く豊かに過ごすために、みそ汁を通して、食や命の大切さを伝え、みそ汁の魅力を再認識した。
小山さんは、日本の伝統食であるみそ汁の栄養や教育面での長所などを紹介し、「人生100年時代を健康に過ごすために、みそ汁を見つめ直し、「食の大切さ」「命の大切さ」を次の世代に伝えていこう」と述べた。時間がある時に作っておけば忙しい時にもみそ汁が飲める、みそボール(即席みそ汁)の作り方も紹介した。
講演後、鶴岡産の青梅を使って、1人1㌔の自家製梅酒や梅ジュース造りを体験。甘酸っぱい香りが立ちこめる中、青梅のヘタを1つ1つ取り除き、氷砂糖と焼酎を入れて完成させた。梅ジュースは約10日後、梅酒は約3カ月後に完成する予定。
「JAの時間」では、7月21日にリニューアルオープンする直売所「もんとあ~る」の紹介をした。
参加者は「100年生きる時代に、みそ汁はもちろん、「食」が大事だということがよくわかった。梅酒造りも簡単で楽しかった。完成が楽しみ」と話した。
みそ汁の魅力について理解を深めた講話
梅酒造りを体験する受講生