あぐりセミナーで「もんとあ~るの野菜を使った季節の離乳食講座」

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JA鶴岡は10月31日、鶴岡市農村センターで第3回JAあぐりセミナーを「直売所もんとあ~るの野菜を使った季節の離乳食入門講座」と題して開いた。母親やその家族、子どもなど14人が参加した。
若い世代の方にもJAの事業を身近に感じてもらおうと、初めて離乳食講座を企画。参加者が講座に集中できるようにと託児スペースを設置し、生後5~11カ月の乳児を預かった。
「JAの時間」では、JA金融部共済課の小松恵里子推進係長が、こども共済を紹介した。
講師は鶴岡市で管理栄養士として活動する小林恵美さんが務め、離乳食の進め方や成長の目安などを説明。調理実習では、カミカミ期(9~11カ月)を対象とした離乳食「庄内風ベビー芋煮、鮭のバターソテーリンゴソースかけ、ホウレンソウののりあえ、5倍粥(がゆ)」を料理し、子どもと試食した。
小林さんは「最初はきちんとだしを取り、素材の味をいかして味付けは薄味に」「大人の料理を作る時に煮るなどの工程までは一緒に作り、一部取り分けて味付けすると簡単」などとアドバイス。参加者同士、子育ての不安や悩みなどを共有しながら料理を完成させた。
参加した渡邉佳代子さんは「味の濃さを確認しながら作れたので参考になった。子どももおいしそうにたくさん食べてくれてよかったし、楽しく過ごせた」と話した。JAの時間については「共済についてゆっくり聞く時間がないので聞くことができてよかった」との感想が聞かれた。

後期離乳食の調理実習をする参加者

親子でおいしく試食した

 

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