大泉フェローズ代表理事の松浦敏さんが県農業賞を受賞
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鶴岡市小淀川の農事組合法人大泉フェローズ代表理事の松浦敏さん(70)が2018年度の大高根農場記念・山形県農業賞を受賞した。
集落受託組織から、農地の貸借など経営権を確保した農事組合法人設立に尽力し、地域ぐるみの集落営農の経営発展に貢献した功績が評価された。
松浦さんは「自分の農業は地域の農業があっての農業が私の理念。地域の人と一緒に取り組んできたことが評価されたことがうれしい。若い人には、農業はつらいとは思わず、地域の人同士の交流を楽しみながら取り組んでもらいたい。大泉フェローズは、高齢化が進む中、農地の受け皿となり、地域をサポートできる組織でありたい」と話す。
同賞は、本県農業の振興発展に尽した功績が顕著で、かつ、他の模範とされる農業者、農業団体等を表彰している。2018年度は5人と3団体が受賞した。
山形県農業賞受賞を喜ぶ松浦敏さん