農業経営分析の考え方を学ぶ 青年部大泉支部
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JA鶴岡青年部大泉支部は1月18日、鶴岡市のJA大泉支所で営農研修会を開いた。部員と地域の組合員14人が参加した。
庄内総合支庁農業技術普及課の岸哲嗣経営企画専門員が「農業経営分析の考え方と手法」をテーマに講演した。
岸専門員は、主要品目ごとの労働力や資本力の大きさを紹介。建物や農機具に関する経費などの固定費が大きい経営は、利益が出しにくいことを伝え、損益分岐点の計算事例を見ながら収益性について考えた。借入金の目安として、年間売り上げを超える借入金を持たないこと、年償還額は売り上げの1割にとどめることを注意点として述べた。
岸専門員は「経営収支作成では、自分の家でどのくらいの所得が必要かを明確にし、労働力を考慮した計画にすることがポイント」とアドバイスした。
参加した青年部の佐藤陽介大泉支部長は「学んだことを今後の経営に役立てていきたい」と話した。
農業経営分析の考え方を学ぶ参加者