庄内南部ライスステーション稼働

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 JA全農山形が昨年より三川町に建設をすすめてきた広域集出荷保管施設「庄内南部ライスステーション」が完成し、9月20日に竣工式と新米初出荷式が行われた。関係者など約70人が参加。

 当施設は、最大収容力2万5137㌧、全10室の低温倉庫を備え、農産物検査場も併設するなど国内最大規模の広域出荷保管施設となる。

 建物中央には、大型トレーラーが入れるトラックレーンを設け、悪天候にも対応するなど安定した品質での通年供給の実現や大規模生産者からのフレコン集荷への対応、老朽化した倉庫再編によるコスト削減を実現する。

 より一層の米産地としての地位と農業者所得の向上が期待される。

竣工式での神事の後、新米初出荷式が行われた。関係者によるテープカット後、稲作戦隊おこめんジャーと鶴岡東高チアリーダーが先導し、米「はえぬき」・「雪若丸」を積んだトラックの出発を見送った。

庄内南部ライスステーションが竣工しテープカットが行われた
新米初出荷式  新米を載せたトラックが出発した

 

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