被災地の子ども達が、鶴岡の大自然で夏休みを満喫

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 JA鶴岡では6月から、東日本大震災の被災地における「復興支援プロジェクト」をスタート。
 JA職員が被災地を訪れ、荒れた田畑の手入れや、野菜や花の苗を植えたりなど、継続的に支援活動を行っている。
 8月27日には、ふるさとが放射能で汚染され外で遊べない福島県の子ども達のために、夏休みを思い切り楽しんでもらおうと、鶴岡に疎開している3家族の親子との交流イベントが行われた。
 このイベントは、被災地の家族の保養を目的とした鶴岡の市民有志によるネットワーク「フクシマの子どもの未来を守る家」(高橋裕子代表)に、山形大学・JA鶴岡が協力して、鶴岡市上名川にある山形大学演習林で行われた。
 JA鶴岡からは5人の職員が参加して、「だだちゃ豆おこわ」を振る舞った他、鶴岡市分会からも、特産の「だだちゃ豆」や、「だだちゃ豆アイスクリーム」が提供された。
 子ども達は大自然の中で、鶴岡の特産品を味わい、山を駆け回り、川では水遊びを満喫するなど、夏の楽しい時間を過ごしていた。
 福島県伊達郡出身の坂本有子さんは、三人の子ども達が遊ぶ姿を見つめながら、「震災以来、外で遊ばせることが出来ませんでした。今日は素晴らしい自然の中で、子ども達を思いっきり遊ばせることが出来て、本当に嬉しく感じています。とても楽しい夏休みの思い出になったと思います」と目を細めていた。

 

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