「オール鶴岡産給食会」児童達が鶴岡産100%の味を堪能

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 全て地元産の食材で作られた学校給食を味わう「オール鶴岡産給食会」が、11月30日に鶴岡市京田小学校の5・6年生の児童26人を対象に行われた。
 この取り組みは、鶴岡地域で採れた農林水産物を使った学校給食を、児童が生産者らと一緒に食べながら交流することで、食の大切さや地域の農水産業へ理解や関心を持ってもらおうと、平成14年から鶴岡市とJAの協力で毎年行なわれている。
 この日の給食は、米出の生産者組織「ピクニックグループ」が栽培したキャベツを使った『つるおかビーンズ』、道地の伊藤鉄也さんが栽培した長ネギを入れた『きのこ汁』、由良産のスルメイカを使ったイカリングフライ、鶴岡産のはえぬき、農協牛乳など、バラエティ豊かなメニューが登場。
 児童達は生産者との交流を楽しみながら、鶴岡産100%の味を堪能。5年生の五十嵐崚くんは「生産者の方が一生懸命つくってくれた地元産の食材は、やはり一味違ってとても美味しかったです」と感想を発表した。
 給食会に参加したピクニックグループの佐藤寿子さんと佐藤栄子さんは、「残さず食べてもらえて、生産者として嬉しい。鶴岡産の農産物をもっと好きになってもらいたいですね」と笑顔を見せていた。

 

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