令和2年度 ミニトマト栽培基礎研修会

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JA鶴岡生産振興課では11日、同JA北部集荷場で今年度から初めて新規生産者向けミニトマト栽培基礎研修会を開き、新規生産者8人と関係職員が参加した。新規生産者の増加を受けて、栽培にあたり事前準備が十分にできるよう研修会を開いた。

ハウス栽培100坪(3・3㌃)を例にして、品種は「千果」を推奨し、資材・苗の準備から収穫・出荷までポイントを絞って説明。栽培管理に関する注意点について、苗は土畑では青枯病対策のため基本的に接木苗を使用すること、過度な施肥は連作障害の一因となるため土壌分析に基づいた施肥を行うこと、追肥で使用する液肥と農薬の混用の注意点、防除ではマルハナバチを導入する場合の薬剤使用の影響などを説明した。

今野大介園芸指導係長は「今後も新規生産者の増加とミニトマトの生産拡大を図り、農家・組合員の所得向上に貢献できるよう指導にあたりたい」と話した。

同研修会は8月までの全5回で次回は圃場での講習会を予定している。

メモを取りながら栽培の説明を聞く新規生産者と関係職員

 

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