加工用キャベツの定量・定質出荷を目指して

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JA鶴岡加工キャベツ研究会は16日、鶴岡市のJA農業振興センターで加工キャベツ栽培講習会を開いた。新規生産者を含めた生産者や関係者28人が参加。
同研究会の齋藤健二会長は「生産者数と作付面積が年々増加し、集荷数量も伸びてきている。講習会で栽培管理を再確認し、2020年度も計画的な生産・出荷に努めてほしい」とあいさつ。

JAの担当者が講師となり、19年度の生育経過と実績を踏まえ、定植時のかん水の徹底や定植初期の病害虫対策・排水対策の重要性について説明。肥大確保と輸送効率向上のため作型を守り、安定した収量を確保して産地の信頼性を高めていくための栽培管理を共有した。

JAの今野大介園芸指導係長は「生産面積の確実な登録や作型の遵守、精度の高い収量の把握に取り組み、計画的な生産・出荷に努めてほしい」と呼び掛けた。

JAは、播種(はしゅ)機のレンタルや段ボールを組み立てる必要がなく、階級の選別もないことから、容量300㌔の大型鉄コンテナによる出荷などで作業を省力化し、農家が取り組みやすい環境を整備してきた。

19年度は、生産者30人が前年比168%の262㌧を出荷した。

 

播種機の使い方を説明する今野園芸指導係長

 

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